Billy Preston / Music Is My Life (1972) – David T. Walker

早熟の天才との熱い共演です。

A1. We're Gonna Make It
 2. One Time Or Another
 3. Blackbird
 4. I Wonder Why
 5. Will It Go Round In Circles
 6. Ain't That Nothin'
 
B1. God Loves You
 2. Make The Devil Mad (Turn On To Jesus)
 3. Nigger Charlie
 4. Heart Full Of Sorrow
 5. Music's My Life
 
 


Billy Prestonの'72年の作品です。自身がプロデュース、David T.はギターだけではなく、Clarence McDonaldとともにアレンジも担当しています。(しかし、日本版のWikiには何故か名前が載っていません。)10歳位の頃から教会でGospelを弾き始め、10代半ばで自身のソロアルバムも発表しつつ、Ray CharlesやLittle Richardなどのビッグネームのバックに参加していたという早熟の天才です。解散間際のBeastlesのレコーディングに参加し、音楽ファンに広く認知され、溢れる才能と相まって70年代のA&Mでの快進撃につながります。
自分がPrestonを知ったのは、やはりBeatlesで、中一の時に地元のレコード店開店時のLet It Beのフィルムコンサートでの「Let It Be」のオルガン、「Get Back」でのエレピ、熱いものを感じました。その後、Joe Cockerや上田正樹さんの熱唱で名高い「You Are So Beautiful」のオリジナルであることも知り、また、David T.の名前も発見し、レコード集めを始めました。(ケチなものでなかなか値段が折り合わず、結構時間をかけました)本作は、1800円ぐらいだったかと記憶します。

<ギターの聴きどころ>

個別曲のクレジットはありませんが、David T.はA2,A3,A4,B1,B3,B4でプレイしていると思われます。(もう一人のギターはブラジョンのGeorge Johnsonです)
BeatlesのA2,オリジナルではPaulのギター弾き語りでしたが、ここではGospelフィリーングに溢れたSoulに生まれ変わっています。David T.は右からタメも瞬発力もあるオブリで盛り上げています。(後年、Sarah Vaughnもカバーしますが、アレンジはこのバージョンを下敷にしています。ギターはRitenourです)
続くスロウのA4では、左右からのテロリロフレーズでスタートし、左からのオブリでヴォーカルに寄り添います。間奏部では短いながらソロもあり、ここから後半部ではプレイが激しくなっていきます。右のWahプレイもDavid.T?
A5では、ホーンの返しの合間を縫って、ピンポイントで左にチョップフレーズを入れています。(注意深く聴いていないと聴き逃してしまいます)
B1では、右からWahによるオブリを入れています。
B3のWahでの右のソロプレイもDavid T. と思います。左のカッティングもDavid T.かと思いましたが、抑揚が弱くこれはGeorgeでしょうか。
スロウのB4では、右からヴォーカルにEmotionalなオブリでレスポンスします。いつもより強めのピッキングで、艶も粘りもあるサウンドです。後半、Wahサウンドに転じますが、他の曲も含めWahなくても十分な表現力だと思います。(むしろWahの個性で持ち味のニュアンスが埋もれる気します)ここでも左のシングルコイルっぽいサウンドはGeorgeでしょうか。
ラストは、ギターは参加していませんが、Prestonの熱いヴォーカル、ピアノ、オルガンの一人三役で感動的に幕を閉じます。
David T. は、Prestonの他のアルバムにも参加していますので、併せて聴いてください。(裏ジャケに名前あります)
John Lennon トリビュートの"Love John Lennon Forever"でも、二人は共演しています。







Emotional度♡♡♡♡
Bluesy度♡♡♡ 
Mellow度♡♡♡♡
酒のお供度♡♡♡♡

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