Darek Jackson / Mother Land (1991) – David T. Walker

 1. Ascending
 2. Over Joyed
 3. A.J. Foyht
 4. Itsumademo
 5. No Comment
 6. South Africa
 7. Toki 
 8. Mother Land





’91年の日本企画盤です。Darekは、古くはCasino LightsでAl Jarreauのバックでベースを弾くなど、セッションミュージシャンとしてキャリアをスタートさせました。'84年に日本に移住してきて、宮本典子さんなど数々のセッションに参加後、Chickenshackの結成にベーシストとして参加、3枚めChickenshackⅢまで在籍し、プレイヤーとしてだけではなく、名曲Flowers For Lenaをはじめとした曲作りやヴォーカルも担当していました。日米混合のメンバーにより録音された本作は、硬軟取り混ぜたヴァラエティに富む構成で、ベーシストとしてのテクニックを見せるというよりは、オーソドックスながらGroovyなプレイをしており、サウンドプロデューサーとしての面を出したかったのかもしれません。(3曲でヴォーカルも取っています。)この後、しばらく活動が見えませんでしたが、自身のBand Insightを西山"ハンコ屋"史翁さんたちと結成し、精力的なライブ活動だけではなく、CDも一枚リリースしています。2012年のChickenshack再結成Liveに参加し、元気な姿を見せてくれました。(見にいきました。皆様、それなりに歳を取られていましたが、相変わらずメロウでホットな演奏でした。Blue Note東京初めていきました。自分には場違いな空間で緊張しました。)ただし、同時期発売のⅦと2015年のライブには参加していません。最近は名前を聞くこともなくなってしまいました。Chickenshackでの作品や本作でも明らかなように、コンポーザーとしてもプレイヤーとしても才能のある人なので、また表舞台に現れて来ることを願います。

<ギターの聴きどころ>

David T. は1と4に参加しています。
ミディアムの1では、メロウなグルーブに乗って、これまた流れるようなソロと、終盤でDarekのヴォーカルに絡む見事なオブリを聴かせてくれます。はいかにもEMGというバッキングと対照的なサウンドです。
優しいメロディのスロウ4でも、タメや細かいピッキングを交え、情感たっぷりに歌うソロを弾いています。ByrdlandとPetersonの組み合わせでしょうか?
ここのところ連続で'80年後半以降の日本企画盤でのDavid T.の名演を紹介していますが、山岸さんとNeil Odaさんの尽力なのでしょうか?その後のCoolin' Groovinでの熱演や、吉田美和さんやドリカム関連への参加で日本でもすっかり人気が定着し、露出が増えてきた気がします。なんと音楽誌やyoutubeなどネットメディアでもその独特な奏法が紹介・分析され、譜面になっていることが驚きで、必死で耳コピに取り組んだ(そしてできなかった!)自分なんぞには隔世の感があります。

Emotional度♡♡♡♡
Bluesy度♡♡♡
Mellow度♡♡♡♡
酒のお供度♡♡♡♡

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