Melba Moore / Melba (1976) – Eric Gale

音数少ないオブリでの表現力が見事です。

A1. The Way You Make Me Feel
 2. Good Love Makes Everything Alright
 3. The Long And Winding Road
 4. Ain't No Love Lost

B1. The Greatest Feeling
 2. Mighty Clouds Of Joy
 3. (I Need) Someone
 4. So Many Mountains


 
 Melba Mooreの'76年の作品で、Buddahからのリリースです。(同じタイトルでEpicから2年後の'78年にリリースしています。なぜ?)裏ジャケにはクレジットありませんでしたが、70年代中盤のVan McCoyなのでもしや、と思い買ってみたところ、案の定Stuffメンバー勢揃いでした。(Dupree除く)
Melba Mooreは、'70年にデビュー、キャリアの割には、コアなSoulファンからの評価はあまり高くないようです。(90年代の頭にバイブル代りにしていたSoulのガイドブックでも酷評されていました。)おかげで?中古の相場も安く、CDなどはUnionの10枚まとめ買いで1000円セールの棚の常連でした。私もそこから何枚か買いました。本作は2012年までCD化されなかったようですが、私が買ったのはCD化後のアナログで、800円ぐらいだったと思います。
ArethaやCandi Statonなどを愛聴している方々からすれば線が細く、軽く感じるのかもしれませんが、言われるほど悪いシンガーではないと思います。

<ギターの聴きどころ>

ギターはGaleとHugh McCrackenです。
針を落とすと、Van McCoyの音です。(B1など同時期のDavid Ruffinのバックサウンドと酷似しています)ということはギターもカッティング主体かと思いいつつ、聴き進めます。
A1,A2は予想通りDiscoリズムを刻むカッティングでした。左がGaleと思います。曲は確かに軽いのですが、Galeのカッティング含むリズム隊のサウンドは重厚です。(Galeのカッティングは相変わらずザクザクっという感じです。カミソリではなく斧です)
A2はオートWahらしきエフェクトを噛ませたオブリが入ります。後半Melbaがシャウトします。声質のためか少し刺々しく感じるところもあります。
BeatlesのカバーA3、歌出し直後のハーモニクスの小技がちょっとしたフレーズですが光ります。後はスッチャカの地味なミュートカッティングです。中盤のストリングとのユニゾンも淡々としていますが逆に味があります。(この後に続くヴォーカルなど充分熱いと思うのですがいかがでしょうか?)。こういうスロウでもっとGaleにオブリを弾いて欲しかったという思いは残りました。
少しダークなCurtisのA4,一転して陽気なムードのB1では、左右のコンビネーションでのシンプルなカッティングです。(と思ったら、B1の終盤でGaleが同一ノートでの連続チョーキングをぶっ込んできます。この曲もオートWahがかかっているのでしょうか?Melbaはここでも後半シャウトしています。
B2のゴスペルでは、後半以降、左からチョーキング主体の渋いオブリを噛ませてきます。音数の少ないシンプルなプレイでの表現力、さすがです。この1曲だけでも大満足です。同名の超有名ゴスペルグループ(私も大好きです)と関係あるんでしょうか?
B3はまたしても典型的なMcCoyサウンドでカッティング主体ですが、ここでも後半チョーキングのオブリをかまします。この曲は左右ともGale?
B4はキャッチーな曲調に関わらず、思いベースとバスドラ、オカズの多いドラムで盛り上げます。
次作”This Is It”にもGaleが参加しています。併せて聴いてみてください。





Emotional度♡♡♡♡
Bluesy度♡♡♡
Mellow度♡♡♡♡    
お酒のお供度♡♡♡♡

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