The Gadd Gang / Here & Now (1988) – Cornell Dupree

円熟の域です。

A1. I Can't Turn You Loose
 2. My Girl / Them Changes
 3. Soul Serenade

B1. Things Ain't What They Used To Be
 2. Che Ore So'
 3. Signed, Sealed, Delivered I'm Yours
 4. A Whiter Shade Of Pale





Gadd Gangの'88年の2ndです。レギュラーメンバーにホーンセクションを加えよりアーシー度が増しています。その分、Dupreeの出番が1stと比べて少し減った気がしますが、トータル的な完成度はこちらの方が上に感じます。本作も、Soul,Jazz,Rockと幅広いジャンルの楽曲をカバーしていますが、そこは熟練した達人の集まり、完全に自分たちのスタイルに染め上げています。1st、Liveと立て続けに聴いた印象ですが、こういう楽曲では、アクが強くウェットなプレイのGaleより、乾いた軽快さを併せ持つDupreeの方がマッチしておりベストメンバーなのでしょう。(Gordon Edwardsもブリブリすぎるし)。David T.がこのメンバーとこの楽曲を演奏しているのも聴いてみたい気はします。

アナログしか持ってないのですが、CDは2曲多いんです。なんと言うこと!その2曲がよかったらどうしてくれる!そう言う売り方はやめろ!と当時は憤っておりました。まだ買ってません。そのうち買います。

<ギターの聴きどころ>

A1はOtis Redding の代表曲の一つです。David T.とLukatherも取り上げていましたが、Dupreeのプレイはよりレイドバックした感じです。
Tempsの大ヒット曲A2は、ウッドベースのイントロからあのリフ、テーマメロディ、ソロとDupreeのプレイが続きます。TeeのRhodesと絡むタメの効いた美しいプレイです。メドレーで続くThem ChangesもKing Curtisとのライブと比べてカッティングもソロもなんとリラックスしていることか!
A3もKing Curtisのライブで演奏されています。基本的なプレイは変わりませんが、サウンドが丸くなっている分、より円熟した印象を受けます。
Duke EllingtonのB1は、テーマをホーンとユニゾンし、バッキング・ソロもいつものDupree節ながらGaddの叩くシャッフルによく乗っていてハマっています。
スロウのB2は短いながら美しいソロで、Stuff時代のバラードを彷彿とさせるプレイです。
Stevie WonderのLive盤でもやっていましたがより熟成した印象を受けました。
B4は、Joe Cockerのバックでも弾いていた曲で、やはり短いながら情感に溢れたソロです。

円熟の域と言っていい素晴らしい演奏です。



Emotional度♡♡♡♡
Bluesy度♡♡♡♡
Mellow度♡♡♡♡
酒のお供度♡♡♡♡♡ 

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