Charles Williams / Stickball (1972) – Cornell Dupree

ギター、全部Dupreeに聴こえますけど・・・

 1. Who Is He (And What Is He To You)
 2. People Make The World Go 'Round
 3. Where Is The Love
 4. Iron Jaws
 5. Drown In My Own Tears
 6. Ain't No Blues
 7. Just Before Day
 8. Willow Weep For Me



アルト奏者Charles Williamsの'72年の作品です。遅咲きで、'71年に39歳でMainstream Recordsと契約、本作は3作目となります。当時のヒット曲のカバーなども含む曲をN.Y.の腕利きミュージシャンを集めて録音され、バックの黒っぽさに本人の泣きのサックスが乗っかってBluesyな仕上がりになっています。(一方でストリングスなどの導入でイージーリスニング的なムードも併せ持っており、時代を感じさせます)
本作は、'17年の日本でのCD復刻盤を購中古で1000円で購入しました。本当はLPが欲しかったのですが、見かける頻度も少なく値段も高かった上、CDは8.が1曲追加されていることもあってこれ幸いと購入しました。しかし、インナーの写真など小さくて老眼には見辛い上に迫力に欠け、やはり2つ折りジャケットのLPが欲しい!

<ギターの聴きどころ>

ギターはDupreeとSpinozzaです。

昨日のGato BarbieriArethaMargie Josephとのプレイなど、他の参加紹介でも書いている通り、Spinozzaは共演するギタリストに似せた演奏をする場合があり、本作でも二人の聴き分けが難しいぐらいにDupreeに寄せた演奏をしていて、自分の駄耳には全部Dupreeが愛機のテレキャスで左右重ねて弾いているように聴こえます。(写真が小さくて判別が難しいのですがSpinozzaもテレキャスではないでしょうか?)
Bill Withersの1、イントロの入りのヴァイオリン奏法、その後のオブリ、後半のWahの使用など左がメインです。
続くStylisticsのカバーの2,DonnyとRobertaのカバーの3,ストリングスや管のオーケストレーションでポップな印象ですが、3のオブリなどここでも左がメインです。
一転してBluesyな4,ここでもイントロやオブリ、カッティング、エンディングでのソロなどギターのメインは左です。
Ray Charlesで有名な5、この曲ではバッキングは左の硬いサウンド、右の柔らかめのサウンドのコンビネーションです。中間部でのソロはひときわタメとツッコミとダイナミクスの効いた右です。
スロウの6も右が硬め、左が柔らかめなサウンドによるコンビネーションのバッキングです。タメとメリハリの効いたソロは左です。
7のBlues、やはりギターは左がメインで、右は淡々とコードを刻みます。
CDのみの収録の8は、LPのアウトテイクと思われますが、この曲のみギターは左だけで、これはDupreeと思います。
さてさて困りました。8を除き、左硬い音で派手だがストレートなプレイで表現力に欠ける。リズムに回った時もひねりがない。右柔らかい音で渋く深いプレイが多いが控えめ(地味すぎる)
 仮説1. 8を除き、右がDupree。 左はSpinozzaがDupree風に弾いている。Dupreeは引くところは引き、Spinozzaに華を持たせた。
 仮設2. 左がDupree。Spinozzaに負けてたまるかと力が入った。SpinozzaはDupreeの表現力を真似た。
 仮設3. 左右関係なくメインは全てDupree。1,2,3,4,7は左がDupree、5,6,8,は右がDupree。理由は俺がDupreeが好きだから!
聴くたびに気持ちが変わり、個人的には3.であって欲しいのですが、最近は案外1.なのでは?と思っております。
LPも欲しいですが、ギターに特化した解説も欲しい!
ギターマガジンさん、今月号でスタジオギタリストの特集やってますが、専門的な見地から本作を掘り下げていただけないでしょうか?




Emotional度♡♡♡♡♡
Bluesy度♡♡♡♡
Mellow度♡♡♡     
お酒のお供度♡♡♡♡  
どっちがどっちかわかんないど!(度!)?????

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