David T. Walker, Joe Sample – Soul Food Cafe (1989) – David T. Walker

続Swing Street Cafeです。洗練されました!

 1. Out In The Yard
 2. Soul Food Cafe
 3. The Preacher
 4. When A Man Loves A Woman
 5. Ain't That Lovin' You Baby
 6. Lonely Avenue 
 7. Let The Good Times Roll
 8. Bad Bad Whisky 
 9. At The Table
10. Got My Mojo Workin'
11. Please Send Me Someone To Love



’89年の日本企画盤です。'87年のY-ence以降、David T.はリーダーアルバムのみならず、セッション参加も含め日本企画の作品を多数リリースしており、その中の一つです。内容的には、'83年のSwing Street Cafeの続編となるJoe Sampleとの双頭ユニットによるBlues~R&Bで、Paul Humphrey(Ds),Chuck Rainey(B)など、気心の知れた達人達とのリラックスしたセッションです。前作よりややギトギト感が薄れ、多少洗練された印象を受けました。変な例えで恐縮ながら、前作が真夏の夜の高円寺Jirokichiならば、本作はさながら秋のBlue Note Tokyo(この時はまだ出来てませんが)といったところでしょうか?バブルの絶頂期だっただけに、ジャケットのデザイン含め、少し前にCMソングになった4.の選曲などオシャレ感や売れ線も狙ったと推測しますが、録音もクリアで、決して悪い方には作用していません。発売日に新譜で買いました。本当は二枚組でもいいのでLPで欲しいところです。ジャケットのギター、なぜEpiphoneジャパンのEmperorです。なぜByrdlandではない?

<ギターの聴きどころ>

これも全部聞きどころで目が(耳が)離せません。一発目いきなり低音弦アタック後、Buddy Guyもやるオクターブを交えた複音(印象は違います)などの独演からスタートし、2.の表題曲に続きます。強弱のはっきりしたピッキングのタッチは前作同様なのですが、前作では若干のナチュラルオーバードライブを感じたサウンドが、今回はよりクリーンなトーンのためより、ダイナミクスとニュアンスをはっきり感じ取ることができます。(この前後は、ジャズコであろう硬くコーラスのかかったトーンの作品も多いですが本作は箱物本来のトーンで演奏しており大満足です。もうPetersonのアンプを使い始めた頃でしょうか?)超有名なPercy Sledgeの4は、情感たっぷりに歌い上げており、大村憲司さんと並ぶ名演だと思います。(私も大好きな曲ですが、この曲で全体の雰囲気が変わって聴こえます)オリジナルの9.もメロウです。一方で、吉田類さんを先取りした8.や、Muddyもびっくりの9.など、ブルースファンも思わず唸る選曲もあり、熱いプレイも随所で聴くことが出来ます。山岸さんともやっていたPercy Mayfieldのカバーをラストに持ってきて、ドラマティックに幕を閉じる憎い演出です。何度でも聴けます。夜限定ですが。

Emotional度♡♡♡♡♡
Bluesy度♡♡♡♡♡
Mellow度♡♡♡♡♡
酒のお供度♡♡♡♡♡

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