Stanley Turrentine – La Place (1989) – David T. Walker, Phil Upchurch

とろけるDavid T.とBluesyなUpchurchに大満足です。

 1. Terrible T.
 2. Cruisin'
 3. Night Breeze
 4. Take 4
 5. Touching
 6. La Place Street
 7. Sparkle






Stanley Turrentineの'89年の作品です。自らエグゼクティブプロデューサーとして仕切る一方、音楽上のプロデュースは大半の曲を作曲しているBobby Lyleに任せており、豪華なメンバー(購入当初はありがたみがわかっていませんでしたが)と共に昔ながらのJazzから、歌物、Fuisonまで、貫禄の演奏を聴かせてくれています。
azz Lifeのレコード紹介ページにDavid T.参加と掲載されており、自分が初めて買ったStanley Turrentineのアルバムです。その頃もDavid T.に夢中で、JazzlifeやAd-lib、ギターマガジンなどを立ち読みしてDavid T.の名前を探し、バイト代が入るとTowerやUnion(日本盤であれば馬場のムトウ)に自転車を走らせ買っていました。当時の輸入盤CDの相場を忘れてしまいましたが、2000円台前半ぐらいだったでしょうか?
ジャケット、白いスーツと白い靴でおしゃれに決めていますが、場所はスラムっぽく、メッセージも込められているのでしょうか?
なお、本作でTurrentineに興味を持ち、その後Unionで裏ジャケを見てDavid T.,Gale, Dupree,Bensonの参加を知るのですが、なかなかにいい値段で手が出せずにおり、2000年台になって値が下がったものをセール箱から集めました。


<ギターの聴きどころ>

Towerで手に取り、裏ジャケを見ると収録曲は7曲、ギターはPaul Jackson Jr.,David T. Walker, Phil Upchurchの3人、単純な割り算で2曲以上に参加しているのだろうと勝手に想像し、レジに向かいました。
下宿に戻って開け、個別曲のクレジットによるとDavid T.は6に1曲だけの参加(Upchurchも1曲)、少しがっかりしながらCDプレイヤーのトレイに乗せ、リモコンで6を押しました。
ドラムのタムに続き、いきなりDavid T.の甘甘サウンドが飛び込み、そこに主役のサックスが乗ってきて、ゆったりとしたリズムと共に濃密な夜のムードに染まります。テーマは主役のサックスがゆったりとブロウしますが、そこにもDavid T.がオブリで絡んできてとろけるような美しさです。楽器の構成やムードなど、前年の’88年の土岐さんのアルバムに近いものを感じました。もうこの1曲だけで大満足で、早速キリンラガーを開けました。(流行っていたスーパードライは薄く感じてあまり好きではありませんでした。まだ発泡酒や第3のビールがなく、お酒の選択肢が限られていた時代でした。)
次の7も、オルガンから入ってきて、オルガンでユニゾンするギターもいい感じです。ギターソロもDavid T.やGale,Dupreeとは違いますが、Bluesyな味わい深いプレイです。バッキングのリズムの取り方などもひねりが効いています。Upchurchは音楽雑誌で名前は見ていたものの、本作で初めてプレイを聴きました。これも夜の雰囲気、まだ19:00ぐらいだったかと思いますが、ビールが空いたのでとっておきのFour Rosesを開けました(当時はブラスのライターがおまけでもらえました)。
やはり本作をきっかけにして、Upchurchの作品も徐々に集め始めました。
その他の曲(ギター不参加のストレートなJazzのA1除く)では、Paul Jackson Jr.です。この頃のイメージはブラコンやFusionでのチキチキ、チャカチャカのリズムギターなのですが、2ではWahやDistをかましたりもしています。Jean Carnのヴォーカルをフューチャーした3や、Fusion風味の4、7では本領発揮という感じです。
LPも出ていた様子、欲しいのですが見たことがありません。

Emotional度♡♡♡♡ 
Bluesy度♡♡♡♡
Mellow度♡♡♡♡♡ 5、とろけます。  
お酒のお供度♡♡♡♡♡  

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