Aaron Neville / Aaron Neville’s Soulful Christmas (1993) – Dean Parks

N.O.の大御所のX’mas アルバムです。あのDean Parksがソロを弾いてます!

 1. Please Come Home For Christmas
 2. O Holy Night
 3. The Christmas Song (Chestnuts Roasting On An Open Fire)
 4. Let It Snow, Let It Snow, Let It Snow 
 5. White Christmas
 6. Such A Night
 7. O Little Town Of Bethlehem
 8. Silent Night
 9. Louisiana Christmas Day
10. The Star Carol
11. The Bells Of St. Mary's




Aaron Neville '93年の作品です。The Neville Brothersの一員として、そして「Tell It Like It Is」のオリジネイターとして有名なAaronが腕利きのセッションミュージシャンとレコーディングしたX'masアルバムです。何を歌ってもハヒフヘホ(ファフィフフェフォ?)を感じさせる鼻に抜ける個性的なハイトーンで、定番のクリスマス曲とN.O.の曲を取り混ぜて歌っています。
本作もUnionの10枚まとめ買い1000円セールで、夏に購入しました。X'masシーズンになるまで温めて(冷やして?)聴きました。X'masにN.O.の楽しさをミックスした独特の仕上がりになっています

<ギターの聴きどころ>

インナーには個別曲のクレジットがあり、2,7,8,10を除く多くの曲にDean Parksがクレジットされています。(2はPaul Jackson Jr.です)自分のParksのイメージは、「ソロどころかオブリも弾かない裏方に徹する黒子」で(KoinoniaですらテーマやソロはHadley Hockensmithに任せていたような?)、本作でも基本地味な(控えめな)バッキングが主体ですが、なんとA1のエンディング付近で短いソロも弾いています。
3や5の大定番スロウでも、スィンギーにアレンジされた4でも、N.O.風味の強い6や9でも、控えめながら曲調にマッチするプレイをしており、決してでしゃばることなく主役を支えています。11でも60年代を思わせるレトロなビブラートのエフェクトをかますなど、サウンドセンスも卓越しています。
私が集めたレコードでも、CarltonやDavid T.以上に多くの作品に参加しており、強烈な個性はないものの実力と信頼度の高さが窺われます。あるいはどんな色にも染まれる(最適なプレイができる)のが個性なのでしょうか?「俺が俺が」の世の中で、なんと奥ゆかしい方なのでしょう!
なお、Otis Reddingのトリビュート盤でも熱いソロプレイを聴くことが出来ます(それでも最初の2分半バッキングに徹しています)



Emotional度♡♡♡♡
Bluesy度♡♡
Mellow度♡♡♡♡♡   
お酒のお供度♡♡♡♡

ソロのある1はYoutube許可されていませんでした。

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