SMAP / SMAP 007 Gold Singer (1995) – David T. Walker

David T.含めバックは素晴らしい演奏でKANSHAです。

 1. KANSHAして [Wah Wah Version]
 2. ルーズなMorning
 3. 雨がやまない
 4. しようよ (Let's Do It)
 5. 切なさが痛い
 6. 感じやすい不機嫌
 7. たぶんオーライ
 8. 君がいない
 9. 人知れずバトル
10. A Day In The Life
11. それが僕の答え
12. Theme Of 007 (James Bond Theme)







SMAPの'95年の作品です。ちょ待てよ!なぜこのブログでSMAP?いえいえ、David.T,Bernard Purdie,Chuck Raineyなど大変豪華なメンバーがバックを務めているのです。さすがはジャニーズ!詳細はWikiをご参照ください。
ヴォーカルはともかく、バックの演奏はどの曲もGrooveに溢れていて、聴きごたえ抜群です。
よもや自分がSMAPを聴くとは思っていませんでした。'90年代の後半、友人にグループでのドライブ(合コン的な意味もあったのか女子も参加)に誘われ、元々インドアなため気が進まなかった上、女子が車内で持参した本作をかけ始めたので、ちょ待てよ!と思ったのですがA1のFunkなノリ、もしかしてWah Wah Watson?いいじゃないですか!ちょ見せて、ということでインナーを見たら超豪華なメンバー、流石に飛ばして5曲目のDavid T.聴かせて、とはいえず、じっと待ちました。名前だけの参加だけではなく、しっかり弾いています。ということで、春の行楽は途中離脱して、その足でブックオフにこのCDを買いに行きました。←こういうことをするから友達が少ないのですね。昔から社会性皆無です。
でも、男性の数が一人減って、残りのメンバーにはその後の展開、有利に働いたのでは?(聞いてません、むしろ後で怒られました)





<ギターの聴きどころ>

David T.は、5,9の2曲に参加しています。
5,イントロからあのサウンドで甘く切なく攻めてきて、心が痛いです。PurdieとRaineyのゴールデンコンビの作るGrooveの相性もバッチリです。単音、コード、オブリ、珍しく切れ目なく終始弾き続けています。
Funkの9もイントロから必殺技のスライディングからスタートし、粘りとバネのあるFunkyなオブリを連発します。低音弦を強く弾くサウンド、高音弦の甘いサウンド、転がるような弦跳びフレーズ、テロリロ、どれもDavid T.ならではのプレイです。
1のW.W.Watson、13のHiram Bullockのギターはもちろん、リズム隊もホーン隊もバック陣全てが一体となってテクニック、フィーリング、グルーブ感、どれも兼ね備えた素晴らしい演奏を聴かせてくれます。
これだけのバックのメンバー(と制作費)を使って、ジャニーズ事務所とレコード会社は何をしたかったのでしょうか?
話題作りにしては贅沢すぎる気がします。
SMAPファンには申し訳ないのですが、同じ費用とエネルギーを掛けるなら「音楽の価値のわかる実力派シンガー」に歌って欲しかったと思います。(同じ思いの人は決して少なくないのでは?)
あるいは、あまり多くを望まず、バックの皆様の素晴らしい演奏を聴けたことに純粋にKANSHAすべきかもしれません。
なお、次作の008、さらにはSMAP抜きのバックメンバーにより録音されたSmappie(2枚リリースしています)にもDavid T.は参加しています。いずれも本作同様、演奏の水準は高く、併せて聴いてみてください。










Emotional度♡♡♡♡
Bluesy度♡♡♡♡
Mellow度♡♡♡♡♡  David T. のプレイはいつも通りです。
お酒のお供度♡♡♡

Youtubeは上げようとしたら、「何人(なんぴと)たりとも見ることは許さん」、とのメッセージが出ました。さすが鉄壁の守り!

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