Art Garfunkel / Angel Clare (1973) – Larry Carlton

A1のギター、Carltonですよね???

A1. Travelling Boy
 2. Down In The Willow Garden
 3. I Shall Sing
 4. Old Man
 5. Feuilles-Oh~Do Space Men Pass Dead Souls On Their Way To The Moon?

 
B1. All I Know 
 2. Mary Was An Only Child
 3. Woyaya
 4. Barbara Allen
 5.Another Lullaby
 


 
Art Garfunkelの'73年の作品です。S&Gの活動停止後3年を経て、西海岸を中心とした腕の立つスタジオミュージシャンに加え、かつての盟友のPaul Simonなどゲストミュージシャンを招いて録音され、Garfunkel名義でColumbiaよりリリースされています。邦題は「天使の歌声」とされており、本作でもS&G時代と同様、透明感もありながら力強い歌声を聴くことができます。
本作を聴くまで、S&Gは高校生の時に同級生から譲ってもらったベスト盤を1枚持っていただけで、「明日に架ける橋」をたまに聴く程度でした。(その後、この曲もAretha(Dupree参加)やMerry Clayton(David T.参加などSoulのカバーの方をもっぱら聴いていました)ソロ作含め、他の作品を買うほどのことはないと思っていたのですが、ある日、レコファンの安箱で裏ジャケ買いをしている際に、本作の裏ジャケにCarltonの名前を発見し、早速レジに向かいました。本作以降、S&G,Artはもちろん、元相方のPaul Simonの作品にも関心を持つこととなり、収集を始めることとなった自分とって意義ある作品です。




<ギターの聴きどころ>

裏ジャケには、ギターはCarlton以外にも(レギュラーで)Dean Parks, Louie Sheltonが、Other MusiciansとしてFred Carter, Jr., J. J. Cale, Jerry Garcia, Paul Simonがクレジットされています。さて、どの曲にCarltonが参加しているのでしょうか?
一聴して、A1でのドライブトーンのオブリ、ソロはロングトーンが麗しい流れるようなプレイで、Carltonのプレイだと思いました。スタジオミュージシャンとして頭角を表し、クルセでの活躍自身のソロリリースなど波に乗り始めた時期であり、まだ荒削りなところがありますが、すでにメロウで歌うようなプレイが確立されていて、聴くたび惚れ惚れしていました。ところが、本記事を書くにあたり、Wikiを調べると、出典や根拠には触れていないものの、このギターのソロはJ.J.Caleだと書いてありました!J.J. Caleは、Eric Cklaptonが称賛するミュージシャンで(カバーもしています)、自分は2枚しかLPを聴いていませんが、確かに味のあるギターを弾く人ではあるものの、この曲のプレイとはスタイルが違うような・・・・
A2のイントロなど、左のBluesyなプレイや、Wahも駆使したロングトーンのオブリもCarltonかと思いましたが、WikiにはJerry Garciaと書いています。自分はJerry Garciaは意識して聴いたことがないのでなんとも言えません・・・・
スロウのB1で、天使の歌声の遠く遠く後ろの方で響いているドライブロングトーンもCarltonと思いますが、自信が揺らぎます・・・今でも、A1はCarltonと信じていますが・・・
真相を知っている方がいらっしゃったら教えてください。


Emotional度♡♡♡♡
Bluesy度♡♡♡
Mellow度♡♡♡♡
酒のお供度♡♡♡♡
真相知りたい度?????

Follow me!