Stanley Turrentine – Have You Ever Seen The Rain (1975) – David T. Walker

蝶のように舞い、鉢のように刺す自在なプレイ!
A1. Reasons
 2. Touching You
 3. T's Dream

B1. That's The Way Of The World
 2. You
 3. Tommy's Tune
 4. Careless Whisper
 5. Have You Ever Seen The Rain
 

Stanley TurrentinenのFantasyでの'75年作品です。なぜかメンバーが抜粋されてジャケに出ています。載らなかった人々は一体・・・・自分は新宿UnionのJazzアナログ館でこの裏ジャケでDavid T. の名前を見つけて買いました。West Side Highwayのところでも書きましたが、ここでTurrentineまとめ買いをしたきっかけとなった初めての1枚です。CCRのヒット曲をタイトルに冠した本作、他にもEW&FやMarlena Shawのカバーなど一歩間違うと有名曲をカバーしたムード音楽になってしまいそうなところを、重みのあるTurrentineのテナーと手練れなメンバーのバックアップで、Freddie Hubbardとの管競演もあり、JazzファンにもSoulファンにも聴きごたえのある1枚に仕上げられています。、EW&Fの2曲は、オリジナルも同年のリリースなので、最新のヒット曲をカバーしていていたことになり、結構売れ線を狙っていたのでしょうか?ジャケットも、窓越しに雨を眺める(しかも外から見る構図)写真になっていて、オシャレです。日本盤で、帯に変なキャッチコピー書かれてねえだろうな、と調べましたが、見つけられず、安心しました。

<ギターの聴きどころ>

David T.、ソロこそありませんが、各曲で蝶のように舞い、鉢のように刺す自在なプレイです。
EW&Fのカバーの一発目から、Turrentineの吹く大きなメロディに呼応するように、個性的なオブリをバンバン突っ込んできます。
Page兄弟の片割れのペンによるムーディなA2では、高音弦でのダブルストップと低音弦での粘っこいフレーズを巧みに使い分けています。
自作のA3では、もう一人のギター Jay Graydon(本当?)のコード弾きの上で、Bossa調の曲にもかかわらず、Funkyなフレーズを連発しています。
EW&Fのもう1曲でも、A1同様、フリーなバッキングです。
Marlena ShawのB2は、オリジナルはDennis BudmierがギターであるところをDavid T.が弾いていて面白いです。
お兄さんの作になる最もJazzっぽいB3でのギターはGraydonでしょうか?曲の途中で変なトレモロや、Pegを思わせる複音フレーズが入ります。
ラストのCCRのカバーでも、細かいリズムで好き勝手に弾いていますが曲にマッチしているところが流石です。
In The Pocketなど、他のDavid T.作品もそうですが、Turrentine のSaxとメロウなギターは相性がいいですね!


Emotional度♡♡♡♡
Bluesy度♡♡♡
Mellow度♡♡♡♡
酒のお供度♡♡♡♡

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