Stuff / Live Stuff (1978) – Eric Gale, Cornell Dupree

日本での熱いライブです。

A1. Foots
 2. Junior Walker Medley Road Runner~Pucker Up Buttercup
 3. Need Somebody


B1. Signed, Sealed, Delivered I'm Yours~Stuff's Theme
 2. Love Of Mine
 3. Dixie





Stuffの'78年のライブ盤です。同年の11月の郵便貯金ホールでの来日公演から収録され、日本のワーナーからリリースされました。Chris Perkerは不参加ですが、5人のメンバーにより熱い演奏が繰り広げられており、オーディオ的な音質は決してよくないものの臨場感が伝わる内容で、観客の熱狂ぶりからも当時の日本でのStuffの人気の大きさが感じ取れます。N.Y.、MontreuxのDVD、非正規のEast、同じく秘蹟のJoe Cockerとのツアー(CD3枚組)などのライブ盤を聴きましたが、それらと遜色ない内容で、熱さということではむしろ上回っていると感じます。裏ジャケのGaleとDupreeの愛機を抱えた写真も鮮明で、ここもギターフェチとしてはポイント高いです。
表ジャケにはアンプが写っており、GaleがMusicman、DupreeがYamahaのようです。ここもアンプフェチとしてはポイント高いです。
自分は80年代の終わりにUnionの安箱から購入しましたが、なぜか逆輸入盤で、ライナーノーツ等はありませんでした。日本盤、買い足そうと思っているのですが、最近見かけません。人気再燃しているのでしょうか?



<ギターの聴きどころ>

ジャケットでは二人ともステージ右側に位置していますが、レコードでは左ChがDupree,右chがGaleです.
1stの1曲目から始まります。スタジオ盤の乾いた感じの音とは異なりライブならではのエコー感ありますが、Galeのリフ、Gaddのバスドラに続くDupreeの軽快なテーマ、全員がはいってのGaleのタメのあるチョーキング、曲が進んでの二人のギターのコンビネーション、そして全体のアンサンブル、素晴らしいの一言です。
A2は、MotownのFunkyサックスのJr.Walker(WestRoad B.B.の「Shotgun」のオリジナルもこの人)のメドレーです。Gordon Edwardsが朴訥ながら渋い喉を聴かせます。ここでのGaleのソロ、Dupreeの軽快なバッキングも二人の個性の違いが現れていてファンには興味深いところと思います。(Gaddファンにはドラムソロも)
A3は2枚目の"More Stuff"からのスロウです。Richard Teeがやはり渋い喉を聴かせます。ヴォーカルに絡むGaleの情感たっぷりのオブリや、ソロプレイは本当に美しいです。ちと歪みが強く、チューニングも甘い気もしますが。二人ともヴァイオリン奏法駆使するのですが、微妙にニュアンスが違います。後半のバッキングもGaleがエフェクトを使うとDupreeはエフェクトを切る、Galeがオブリの時はDupreeはカッティング、(その逆も)など音がぶつからないようにフレーズやサウンドを変化させていて9分以上の長尺を飽きさせません(他の曲でも同様です)。
ライブでは定番だったらしい(MontreuxやJoe Cockerのライブでもやっていました)Stevie WonderのB1、重量感のあるリズム隊(特にGordon Edwardsはブリブリ弾いてます)をバックにDupreeがここでも軽やかにナチュラルトーンでテーマを奏でます。Galeもキレも重みもあるカッティングから、ソロに入ります。1回目では、珍しくセンターポジションと思われるクリスピーなサウンドです。Teeのソロの後ろでも、フェイザー深い効果音的なカッティングを無遠慮に?突っ込んできますが、一方dupreeは控え目にオクターブ等を入れる程度です。Gaddに続く2回目のソロではさらに強いディストーションサウンドでのタメとツッコミの一際熱いソロに続ます。相当歪んでますが、あんなデカいハコのギターではハウらないのでしょうか?
B2も2ndのMore Stuff からで、優しいメロディと朴訥なヴォーカルが大好きな曲です。(ここではさらにハスキーで、レスラーの本間朋晃かと思いました)ふたりのバッキングのコンビネーションもやや弾きすぎの気もしますが見事なバランスです。
1stアルバムでもラストに収められたB3、TeeのRhodesが夕暮れを思わせる美しいメロディを奏で、Gale,Dupreeとタメの泣きのソロ、掛け合いが続きます。(1stではDupreeですが、このライブでは、Galeが俺にも弾かせろとばかりに割り込んで?きています)泣きのフレーズでも、二人の個性の違いが明らかで興味深いところです。
本作では、いつもクールなGaleが熱く激しいプレイです。奥様の故郷での演奏で、いつも以上に張り切ったのでしょうか?
(約20年後に動くStuffとしてMontreuxのライブDVDを見るのですが、Galeが突っ走るDupreeを諫めるような感じで、本作の熱さとは対照的でした)。
聴き比べてみてください。










Emotional度♡♡♡♡  Galeが熱い!
Bluesy度♡♡♡♡
Mellow度♡♡♡♡  
酒のお供度♡♡♡♡♡  飲みながら生で聴きたい!

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