Esther Phillips / Alone Again Naturally (1972) - Eric Gale,Cornell Dupree
二人の名人芸が聴けます。
A1. Use Me(Bill Withers) 2. I Don't Want To Do Wrong(Gladys Knight & Pips) 3. Let's Move & Groove(Johnny Nash) 4. Let Me In Your Life(Bill Withers) 5. Cherry Red (Joe Turner) B1. I've Never Found A Man To Love Me Like You Do (Eddie Floyd) 2. Alone Again Naturally (Gilbert O'Sullivan) 3. Do Right Woman, Do Right Man(Aretha Franklin) 4. You & Me Together 5. Georgia Rose Esther Phillipsの'72年のKuduでの2作目です。UnionのJazz館で買いましたが、元々ジャンルにとらわないシンガーで、本作もSoulのカバー曲中心(曲名の後ろにオリジナル書きました)ながら、Richard Tee(org, p) Gordon Edwards, Ron Carter(b) Bernard Purdie, Billy Cobham(dr) Ralph MacDonald(per)Maceo Parker(ts) Hank Crawford(as) などの超豪華なメンバーに囲まれて、自分の「歌」として、歌い上げています。特にKuduの一連の作品はSoul色が強く、ツボです。長生きしていれば大御所のような存在になったのでしょうか?早すぎる死が残念です。
<聴きどころ>
ギターは、Cornell Dupree, Eric Gale, George Bensonの名前が裏ジャケに書かれています。個別のクレジットはないのですが、 A1. レゲエ調の軽快なカッティング Dupree 2. 渋い刻みとオブリ Dupree 3. 同上 4. ?? 5. ヴォリュームペダルを巧みに操った濡れたオブリとソロ Gale B1. Gordon Edwardsのベースに乗ったカッティング Dupree 2. 左 Dupree 右 Gale? (右もDupree?) 3. 右の刻み Dupree, 左のオブリもDupree 4. メイン Benson,ワウとかぶせ Gale, 2拍4拍刻み Dupree 5. なし でしょうか?ちょっと自信がありません。Bensonの出番がほとんど確認できませんでした。A5のGaleの泣きはもうすでにこの頃に完成されていて25年くらい同じことをやっているんですね。名人芸とはこういうことを言うのでしょう。’76年のCapricorn PrincessのCandyでのGaleの名人芸もぜひ聴いてください。
Emotional度 | ♡♡♡♡ |
Bluesy度 | ♡♡♡♡ |
Mellow度 | ♡♡♡♡ |
酒のお供度 | ♡♡♡♡ |
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