アンリ菅野 / Sunshine Dream (1986) – David T. Walker

David T. 全面バックアップ!

A1. New York Afternoon
 2. Love Is In The Air
 3. Memory
 4. Melodies Of Love
 5. Amaku Kiken Na Kaori
B1. Umio Miteita Gogo
 2. Joyful Acting
 3. Do That To Me One More
 4. Someday You'll Do
 5. Dindi
 6. Machi, Iromeite
前回の「あまく危険な香り」つながりで、再び実力派ジャズシンガーアンリ菅野さんの'86年のアルバムです。David T.プロデュースによる海外録音とのギターマガジンの記事で、受験生だったにもかかわらず、行きつけのレコード店で予約し発売日に入手しました。それまで、David T.のプレイはNHK-FMの「軽音楽をあなたに」で録音したソロのOn loveや、Smokey RobinsonのEssar(セッションギタリストの参加作品特集で、Eric TggとRitenourのDream Walkin',Al JarreauとJay GraydonのJarreauなどと一緒に放送されたと記憶します)、前出のJoe SampleのRainbow Seeker などをテープで聞いていたので、David T.参加作のレコード購入は初めてでした。(当時は、アナログレコードからCDへの切替がさらに進んだ時期でしたが、まだCDプレイヤーを持っていませんでした。CDプレイヤー購入後、本作のCDも買いましたが、思ったほど音が良くなく、というよりむしろレコードの方が音が良くて少しがっかりした記憶もあります)
ライナーノーツには、Byrdlandを抱えたDavid T. の写真とともに、アンリさん自身のコメントが書かれていて、ドキドキしながらDavid T.のレコード所体験として針を下ろしました。(下に続く)

<ギターの聴きどころ>

(続き)自動車のクラクションなどN.Y.雑踏の音から、突然音楽が始まります。しかし、左チャンネルからコーラスがかかった硬い音のコードの刻みしか聞こえず、これ本当にDavid.T?と思っていたら、曲が中盤に進んだところで右から暖かい音が聞こえてきて感激しました。
続くJohn Paul YoungのA2.では、センターからコードが変わっても同じフレーズを弾き続けるコロコロとした単音バッキング、左からのコードの流しでGrooveとコード感を作ります。
数多くのカバーがあるA3も、本作で初めて聴きました。
Joe SampleのA4のスロウではテロリロとしたコードの刻みに絡めたトリルプレイやオブリが出てきました。
達郎さんのカバーのA5ではイントロのあのフレーズが聴けます。トリルやダブルストップのオブリも盛り沢山で、短いながらソロも美しいです。
裏返したB面もユーミンのカバーからスタートします。バッキングもソロもMellowです。A5共々原作をしっかり聴いたことが無かったのですが、曲の良さ、David T.のギターをはじめとした演奏の良さ、歌のうまさが溶け合って、素晴らしい仕上がりです。あまり話題になりまs年でしたが、後に頻発する日本人アーティストの英語カバーの先駆けです。A.S.A.P.Nick DeCaroより早い!
B2は、イントロからダブルストップで切り込んできます。少し強めのピッキングでのソロも美しいです。(でも、David.Tの大嫌いなコンプレッサーがかけられていないでしょうか?)
Captain & TennilleのB3でもコードの流しとオブリの多重録音です。エンディングに向けての軽やかなプレイが印象的です。
哀愁漂うB4ではアルペジオや刻みを交えたバッキングから情感に溢れたソロに続き、やはりエンディングに向けてフリーにプレイします。
JobinのB5でもコードにオブリを取り混ぜた巧みなバッキングです。倍テンになってからのトレモロスライドなど盛り上がりを見せます。
セルフカバーのB5では、エフェクトたっぷりで意外でした!
初めての一枚通してのDavid T.経験だったために嬉しさが先立ちましたが、思ったより地味、音が硬い、エフェクトがうざい、というのが正直な第一印象でした。(あまりにもOn LoveのI Wish You Love と Loving Youのイメージが強かったので。)受験のためにあまり聴き込むことができず、当面封印しましたが、上京後程なく買ったステレオで小さな音でしたが繰り返し聴きました。初めて買ったDavid .T参加のレコード、思い出深い大切な一枚です。
この盤は、その後の日本来日に伴うDavid T. ブームで値段が跳ね上がり、次作のMy funny Valentineともども一時期は5桁に手が届こうか、というほどでしたが、最近は落ち着いたのでしょうか?

Emotional度♡♡♡
Bluesy度♡♡♡
Mellow度♡♡♡♡♡
酒のお供度♡♡♡♡♡       

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