岩城滉一 / Eye Talk (1987) – 山岸潤史

キレのいいカッティングと激情のソロです。

A1. ジャングル
 2. ローリング・ライフ
 3. 悲しきレイン
 4. 恋に落ちて
 5. I'm missing you
 
 
B1. BROKEN HEART
 2. 忘れ得ぬひと
 3. DANCE UP
 4. EYE TALK (愛遠く) 



 
 
岩城滉一さんの'87年の作品です。シミズヤスオさん(アニソンのシンガーでもあるようです)プロデュース、時代を反映してコンピュータやシンセを大胆に取り入れつつ、スタジオミュージシャンを集めて録音され、ロックフィーリングとブラックテイスト、デジタル感がミックスされた当時流行したサウンドです。
岩城滉一さんについては、自分の印象では「北の国から」の草太さんの印象が強く残っていて、俳優としてのイメージなのですが、本作で歌手として活動されていることを知り、調べて見たら多くのシングルやLPをリリースしていました。太くハスキーな声、荒削りなところもありますが、迫力と味わいのあるヴォーカルです。
本作は、'05年頃、いつも通りUnionで安箱を一枚一枚漁っていた時にタグにGt.山岸潤史参加の文字を発見、購入しました。
インナーに参加ミュージシャンの名前がアルファベットで記載されており、山岸さんはJunji Yamagishiと書かれていました。もしかして別人?

<ギターの聴きどころ>

ギターは他に天野清嗣さん、大木 雄司さん、狩野良昭さん(つのだ⭐️ひろさんのJap's Gap'sに参加していました)が参加しています。個別曲のクレジットはありません。当時、山岸さんはChickenshackや、タイロン橋本さん葛城ユキさんなど多くのセッション活動を精力的に行なっており、そのサウンドの類似性、共通性から判断しています。(シングルミュートを巧みに取り混ぜたパーカッシブなバッキングと、魂の赴くまま激情的に弾きまくるソロが山岸さんと思います。髪を振り乱し、口を大きく開けて弾いていました!)
打ち込みサウンドにシンセ音とディストーションギターのリフでスタートし、岩城さんのラフなヴォーカルが重なります。ソロはかなり強い歪みで速弾きやアームプレイが盛り込まれた激しいものです。1回目のソロと2回目のソロとも山岸さんのような違うような?
A2もイントロでアームプレイが入ります。ヴォーカルのバックではストラト+コーラスの当時流行のバッキングサウンドです。ここでのソロもハードロック調ですが、組み立てられたプレイに感じられ、山岸さんではないと思います。
AOR調のスロウA3、この曲でもコーラスサウンドでのバッキングですが、山岸さんではないと思います。
ブラックテイストの強いA4、左のカッティングも、一際太いディストーションサウンドでのソロとも山岸さんと思います。
A5は左のバッキングが山岸さんと思います。
B1もロックテイストの強いソロやオブリですが、割とクールに感じられ、が山岸さんとはちょっと違うような?
哀感のあるミディアムのB2,ストラトと思われるバッキングも野太く吠えるようなソロも山岸さんと思います。
当時流行りのユーロビート?のB3,Winkかと思いました!
タイトルチューンのB4,左右のバッキングとも山岸さんと思います。
推測、外れていたらすみません。マニアの方、正解が分かりましたら教えてください。











Emotional度♡♡♡♡♡
Bluesy度♡♡♡
Mellow度♡♡
酒のお供度♡♡♡

Follow me!